すこしだけ深堀りしてみるブログ

日々の生活で気になったことを自分が納得できる程度に調べてみるブログです

ギリギリ

「じぃじ、ハイタッチをしよう!」と孫が言うので手を出したら、「そこじゃない!」と言う

ハイタッチのイラスト

「どうすればいいの?」と問うと「もっとたかく!」と言うからそのとおり高くしたら、しゃがんで飛び上がるような仕草を始めた

なるほど・・ジャンプしてハイタッチをしたいわけだ

 

しかしどう考えても私の手の位置まで飛べるはずもなく、結局ハイタッチは不発に終わった

「ギリギリ当たらなかったね~」と慰めるように私が言うと、「ギリギリってなぁに?」と聞いてきた

女の子の表情のイラスト「疑問」

「あとチョットっていうことだよ」

「ふ~ん」と言ってまたハイタッチが始まったから良かったが、終わりのない質問ループになっていたら大変だった・・(^^;

 

「ギリギリ」は「限り限り」と書く

意味は「限度いっぱいで、それ以上余地がないこと」だそうだ

「提出期限にギリギリで間に合った」とか「許容範囲ギリギリで収まった」というような使い方をする

締め切りに追われる漫画家のイラスト(男性)

ってことは、孫が飛べる高さを最初からオーバーしていたのに「ギリギリ当たらなかったね~」という使い方がそもそも間違っていたということだ

今回は最初から「もう少しで届いたね~」と言うべきだった(反省)

孫がそれを知っていて聞いてきたのなら、チョット冷や汗モノだなぁ

 

仮に届いていたとしても「ギリギリ届いたね~」では「やっと」とか「辛うじて」というネガティブな表現になってしまうので、褒めて育てるには「よく頑張ったね~」とか「凄いな、よく届いたね!」がいいだろう

そう考えると、子供に「ギリギリ」という言葉は不適切かもしれないな(自戒)

 

大人になればなるほど「限度いっぱいで、それ以上余地がないこと」が増えてくる

遅刻しそうな人のイラスト「男性会社員」

自分の能力がどれ程かわかってくるし、時間や期限に追われて日々を過ごすことが多くなるからだ

だから「ギリギリ」以上にチャレンジしなくなったり、「ギリギリ」にならないようにコントロールしたりする

それはそれで決して悪いことではないと思うが、たまには「ギリギリ」まで自分を追い込んでみるのもいいかもしれない

壁を乗り越える人のイラスト(男性)

適当なところで妥協せず、無理かもしれないコトをやってみると、子供の時に感じたようなウキウキが待っているかもしれない

今日の深掘りはここまで