大腸検査【後編】
クリニックに着いたら、さっそく検査着に着替えます
他の検査と違うところは、お尻の部分に穴が空いたパンツをはくこと
男性はわかると思いますが、前が閉じて後ろが空いているので、ちょっと違和感があります(^^;
今日は工藤進英先生の検査日なので、待合室は混んでます
みんなゴッドハンドの検査を待ってるんですね(^^;
着替えたら点滴の準備です
看護師さんから腕に針を刺してもらい、鎮静剤を入れるための点滴をセットしてもらいます
しばらくすると検査室に呼ばれます
看護師さんからベッドに寝るように言われ、横を向いてお尻を突き出します
血圧計を腕に巻いたら、名前と生年月日の確認があります
落ち着いて答えていますが、内心は不安でいっぱいです
目の前にはモニター画面があり、自分で自分の検査を見れるようになってます
「このままの姿勢で待っていてください、先生がすぐに来ますからね」
「はい・・」
隣の検査室では別のひとを検査しているのでしょう
ジュボジュボ、シューシューという掃除機で水を吸ってるような音だけが聞こえます
隣から「はい、〇〇さん終わりましたよ~、今回は問題なかったですよ」という先生の声
すると看護師さんが
「今から鎮静剤を入れますね~、すぐに先生来ますからね~」
鎮静剤を入れてるところにもう先生が来て、
「工藤です、dfcarlifeさんよろしくお願いします」
「あっ、はい、よろしくお願いします・・」
って、まだ鎮静剤ぜんぜん効いてないよ~
という間にお尻の穴にキャップみたいのを入れられて、「じゃあ始めますね!」と先生
「楽にしていてください」と看護師さん
「・・・」
「はい、dfcarlifeさん、終わりましたよ、お疲れ様でした」と先生の声
「ゆっくり立ち上がりましょう!、歩けますか?」と看護師さん
「待合室まで歩いて行きましょうね!」と介護士さん
私は言われるがまま、待合室の休憩ベッドへ
「・・・」
「目が覚めましたか?」と介護士さん
「あ、はい」
「じゃあ、点滴を外して着替えましょ!」
看護師さんが来て手際よく点滴を外して、まだ少しふわふわした感じのまま更衣室で検査着を脱ぎ、服を着ます
そうなんです
お尻にキャップみたいなものを入れられて、管が入ってきたなと思ったら、その後の記憶がまったくないんです
起こされて待合のベッドまで歩いて寝かされたのもうろ覚えで、知らない間に全部終わってたって感じ
あまりに素っ気なく終わったんで、これでいいの?と思ってしまいましたが、看護師さんからの説明では4つポリープを取ったとのこと
ひとつは直径が2センチもあり、内視鏡で取れるギリギリの大きさだったらしい
いずれも病理検査に出したから、今度の診断結果までには良性か悪性かがわかるとのこと
帰りに検査代金を清算して、次回の診断結果の予約をしたらもう終わりです
初めての大腸検査はこんな感じで、苦しいとかつらいとか感じる暇もなく、あっけなく終わってしまいました
で結論ですが、大腸検査は全然つらくないし、まったく苦しくありません!
もうホントにあっけなく終わってしまいます
正直、鎮静剤の効果はすごい!
こんなに楽に済むのであれば、なんでもっと早く受けなかったのかと今更ながら後悔しています
もしも私のように便潜血を指摘された方がいたら、迷うことなく大腸検査を受けたほうがいいですよ!
そして30歳台になって便秘や下痢が心配な方、自覚症状はなくても40歳以上の方は、一度大腸検査を受けた方がいいです!
この後診断結果が出たのですが、おかげ様で良性でした(^^;
「良かった~」
それから私のようにポリープを取った人は、検査当日は禁酒なのと、刺激物も食べちゃダメです
それと一週間は激しい運動を控えて、長距離の移動(特に飛行機)も控えるように言われますからご注意を!
今回の深掘りはここまで