すこしだけ深堀りしてみるブログ

日々の生活で気になったことを自分が納得できる程度に調べてみるブログです

高速道路の渋滞(3/3)

 

前回はACC専用レーンの話をしたのだが・・

 

dfcarlife.hatenadiary.com

 

ハッキリ言ってまだ普及しているとは言えないし、どれぐらいの効果があるかは微妙だ

 

そこで、高速道路でACCが無くても渋滞を減らす方法がないか考えてみた

 

前回も言ったが、私は走っている車列の「速度の乱れ」=「渋滞・事故の原因」だと思っている

 

道が混み合ってくれば車列全体の速度は低下するが、「速度の乱れ」ができなければ深刻な渋滞や事故は避けられるはず

 

では「速度の乱れ」を減らすにはどうしたら良いのか・・

 

それは「ブレーキを極力使わない」ことだ

    急ブレーキのイラスト

ブレーキを使うと速度変化が激しくなり、「速度の乱れ」が発生しやすくなるからだ

 

じゃあブレーキを使わないようにするにはどうしたらいいのか?

 

人はどんな時にブレーキを使うのかと言うと、「ぶつかる」と感じた時だ

 

だからそれを出来るだけ感じない状況を作ることができれば、ブレーキを踏む回数は減るはず

 

それにはクルマとクルマの間隔を開けること(当たり前のことだが・・)

    f:id:dfcarlife:20210811120249p:plain

前車との距離がある程度開いていれば、アクセル操作(惰性)だけで調整できる

 

では混雑時にクルマの間隔を開けるにはどうしたらいいのか?

 

ひとつは混雑時の車線変更禁止が有効だ

    トンネルは追い越し禁止?|追い越し可能場所と禁止場所 | クルマ情報はすまめ

渋滞するとよく右や左に車線変更するクルマがいるが、あれはハッキリ言って割り込みのようなもんだ

 

入られたクルマは車間が詰まるので、どうしてもブレーキを踏むことになる

 

また入れたくないという心理が働き、車間を詰めて邪魔することも・・

 

なので車線変更を禁止するだけで「速度の乱れ」をかなり抑えることができるのだ

 

これは料金所でも同じ

 

混雑時には通過ゲートを縮小して、合流時の車線変更をしないで済むようにすれば、結果的にはスムーズに本線に戻ることができるはず

 

でも今はETCが普及したから、料金所が原因となる渋滞はほとんど解消されたみたいだが・・

 

この車線変更禁止の対策は、渋滞を起こす前(混雑時)にやる必要がある

 

ある文献では高速道路の1車線につき、1時間で通すことができる車の数は2,000台が限界なんだとか・・

 

これを超えると段々速度が落ちて来て渋滞を引き起こし、結果的に通せる台数が減っていくらしい

    f:id:dfcarlife:20210615130853p:plain

なので、1車線当たり2,000台/時間を目安に、車線変更規制と料金所通過規制をかけるってのはどうだろう!

 

最初は文句が出るかもしれないが、結果的に渋滞にならないほうがみんな喜ぶと思うのだが・・

 

どうやって取り締まりするんだって?

 

車線変更禁止区間(渋滞時)の表示版で十分じゃないだろうか!?

 

ただし、目立つ場所に「どこからどこまで」がしっかりわかるように掲示すること

あとは警察がところどころ待機して見張るだけだ

    前から見たパトカーのイラスト

その代わりSA・PAに入る車やIC・JCTで本線から出る車は、渋滞時に限って2km手前から路肩走行OKにする

 

出る車もイライラしなくて済むし、本線にも余裕ができるはずだ

ただその先には合流があるので、その時は1台おきに入る(入れる)のがルール

    割り込みのイラスト

ここにも、パトカーが「1台おき!」って電光掲示板に出してるだけで、割り込みや入れないように意地悪するヤツもいなくなると思う

    

それと渋滞状況についても、もっとわかりやすく頻繁に掲示すること

ドライバーは状況がわからないことが一番イライラするのだ

 

 「みんなが車間を〇〇m開ければ、渋滞が半分になります」なんてアナウンスが流れたりすれば、やってやろうじゃないかと思ったりして・・

 

まあ混んでる時にそんな目標があれば、渋滞も楽しくなるかもしれない

    「目標達成!」のイラスト文字

人ってそんな馬鹿じゃないから、いまの状況がわかって、こういう方法なら解消できるって理解すればしっかり対応すると思うのだが・・

 

免許更新の講習で、渋滞発生の事例なんかもやってみれば面白いかも!

 

そう言えば渋滞が起きる場所っていつも同じだ

 

東名の大和トンネル、中央の小仏トンネル、関越の高坂SA付近とか・・

 

これってどれも登り坂にさしかかる辺り

 

平地と同じようにアクセルを踏んでいると、段々速度が落ちて来て車間が狭くなり、車間が狭くなるとどうしてもブレーキを踏むから、余計に速度が落ちてしまう

 

これが結構厄介だ

 

一度落ちた速度を回復するのって、車種によっては相当な時間を要する

まして坂道なので、更に時間がかかる

 

 よく「ここから登り坂!」とか「速度低下に注意!」という看板を見かけますが、あれは結構効果があるらしい

 

それならいっそのこと、「アクセルを踏め!」とか「遅い車は左を走れ!」とかにすればもっと効果があるかも・・

 

それは半分冗談としても、通過している道が明らかに坂道だとわかる工夫がもっと必要かもしれない

 

下り坂のあとの登り坂(サグ)にさしかかると、眼の錯覚で平地にように見えたりするので、これが坂なんだってことをオーバーに表示すべきだ

 

「やれ坂!ここ坂!急な坂!」

 

「やれ踏め!それ踏め!速度が落ちる!」

 

「ここは坂だぞ! ボーっとしてるんじゃねぇ!」

    商品情報|「チコちゃんに叱られる!」チコっとボイスチェンジャー|タカラトミー

「せっかくの高速道路が、あんたのせいで低速道路!」

 

こんな看板を遠慮せずにガンガン掲示すれば、もっと渋滞を減らすことができる気がするのだが・・

 

こんなことを言っている間に浦和料金所まできてしまった

 

あの事故渋滞を過ぎたあとは、スムーズに気持ちよく走ることができた

 

ということで今回の深掘りはここまで